医療法人三愛会 心療内科・精神科 こころのクリニック


ワクチン接種

 


 当院では以下のワクチン接種を行っております。



■ 肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌による感染によって「肺炎」「気管支炎」「副鼻腔炎」「中耳炎」「髄膜炎」「敗血症」などを生じます。 なかでも、日常生活の中で生じる肺炎の原因として最も高い割合を占めているのがこの肺炎球菌と言われています。

日本人の肺炎による死亡率は死因別で第4位 (2005年データ) となっており、年齢別割合では、65歳以上が95%を占めます。たとえば、インフルエンザにかかることで肺炎を引き起こす要因となり得ます。インフルエンザワクチンと、この肺炎球菌ワクチンを両方接種することでより高い肺炎予防効果が得られます。(通常、両方のワクチンは6日以上あけて接種します)。

「肺炎球菌ワクチン」を一度接種すると5年間効果が持続するとされています。このワクチンを接種することで、肺炎球菌による肺炎を生じたときに重症化することを防ぐことが期待されます。免疫が形成されるまで3週間程要します。

肺炎球菌には90種類もの型が存在しています。現在日本で用いられている肺炎球菌ワクチンは、23種類の型の抗原を含み、我が国に分布している肺炎球菌の型の80%に対応することができ、このワクチンを接種し、幅広い型に対する免疫を獲得しておくことに意味があると考えられます。

以上から、■65歳以上の方 ■腎不全や肝機能障害のあるかた ■心臓や呼吸器に慢性疾患のあるかた ■糖尿病の方 ■脾臓摘出などで脾臓機能不全のあるかた 等への接種をお奨めしております。


なお、副反応として注射部位の腫れ、痛み、軽い熱などが見られることがありますが、通常2~3日でおさまります。また、このワクチンの成分が原因となって肺炎を引き起こすことはございません。

[注意!!]

ただし、極めて稀に接種後に「アナフィラキシーショック」という重篤な全身性の副反応が生じうることがあることがあり、そのような場合には医療機関での適切な処置が必要となります。

※肺炎球菌ワクチンは季節を問わず接種が可能です。

当院での接種料金は 8,000円 となっております。



■ 季節性インフルエンザワクチン

このワクチンの接種により、インフルエンザを予防したり、症状を軽くすることができます。また、インフルエンザによる合併症や死亡を予防することが期待されます。地域差はありますが、通常日本におけるインフルエンザの流行は1月上旬から3月上旬が中心となっています。ワクチンが十分な効果を維持する期間は接種後約2週間後から約5カ月とされています。そのため、過去の発生状況から考えれば、より有効性を高めるために一般的には10月から12月中旬までの間に接種を行うことがすすめられます。

13歳未満のお子さんには1か月の間隔をあけて2回注射する必要があります。

[注意!!] 副反応として、注射部位が赤くなったり、腫れたり、痛くなるなどの局所の症状や、発熱、悪寒、倦怠感、嘔吐などの全身症状も稀に起こることがありますが通常は2~3日中に消失します。また、接種後数日から2週間以内に発熱、頭痛、けいれん、運動障害、意識障害、あるいは肝機能障害、黄疸、喘息発作の症状が現れる場合があるという報告もあります。非常に稀ですが、ショックや蕁麻疹、呼吸困難などが現れることがあります。強い卵アレルギーのある方は強い副反応を生じる可能性がありますので必ず医師に申し出てください。



以上についてのお問い合わせは 018-874-7556まで。
接種ご希望の方には受診時に問診並びに診察を行い接種の可否につきまして医師が判断のうえ接種を行います。


なお、インフルエンザワクチンの接種など予防接種法に基づかない予防接種 (任意接種) による健康被害については、医薬品副作用被害救済基金法に基づき手続きを行うことになります。手続きは、健康被害を受けたご自身又はご家族が必要な書類を揃えて直接、医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構に請求することとなります。

 
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